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Channel: 鉄道模型・色差し三昧
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屋根板を削る 鉄コレ阪急1010系(その7)

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四半世紀以上前のことですが、前職で熱海市や伊東市の河川を調べる機会がありました。
今回、土石流が襲った逢初橋にも、立ち寄っています。
欄干から下を見下ろしても流れが見えない、小さな渓流だったことを覚えています。

地上で、自然災害に遭う恐れがない土地というのは、ありません。
被災された方にはお見舞いを申し上げるとともに、自身の周りも改めて見直したいものです。
地形を見て、想像を巡らすことが大事なのではないかと思います。

さて。
阪急1010系です。
鉄コレのプロトタイプは、2扉で新製され、のちに3扉化されたグループです。
架線電圧が600Vから1500Vへの昇圧も経験しています。
昇圧改造では、半数前後の車輌がパンタ無しになりました。
調べていくと、その昇圧工事のあとで扉増設工事をした車輌が大半のようです。

4輌編成では、パンタは1か所だけです。

一体成型のパンタ台やランボードを削らねばなりません。
隣りに換気用のルーバーがあるので、慎重な工作が要求されそうです。
おっくうですな。
もっともこの削りを回避すると、2扉車として切り継ぎ改造が必要になります。

削り始めました。
カッターナイフで、だいたいの形に整えていきます。


途中で、塗装を落としました。
極小のノミなどで削ります。


ほぼ1日かけました。
晴れたら、サーフェイサーを吹きたいですね。


百均で買ったヤスリに救われました。

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