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Channel: 鉄道模型・色差し三昧
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飯田線を乗り通す(その13 てんりゅうきょう)

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12時7分、豊橋から乗ってきた511M列車は、終着の天竜峡に着きました。
豊橋から116.2km、3時間56分の旅路でした。


乗り換える予定の茅野行きは12時33分発です。
20分余りありますので、途中下車して改札口を抜けることにします。
今までたどってきたレールが見えます。
あのカーブの先が、遥か豊橋へのレール。


駅舎は1927(昭和2)年の開業時からの洋風建築です。
リニュアルはしているそうですが。


さほど広くはない駅前広場には、観光案内の地図があります。
左手に行くとすぐに、先ほどの駅舎の建っているところがあります。
画面左奥手にトラスが見えますが、これが天竜川にかかる橋。
すなわち、改札口を抜けてものの1~2分で、天竜川を見下ろすところまで歩けます。


トラス橋は現在車道として使われており、隣りに歩行者用の橋があります。
これは、歩行者用の橋から車道橋越しに中央アルプス方面を見通したところ。
3月半ばは、まだ残雪の季節でした。


同じ橋から下流側を望むと、渓谷になっています。
天下の景勝、というと大げさかもしれませんが。
ここから唐笠まで舟下りもあります。


舟下り、見えますね?


20分ほどしか時間が取れませんでしたので、あまり歩かずに駅に戻ります。
こんな風に電車が見えたっけ、と。
あとで調べたら、詰所などが建ち並んでいたものの更地になったようです。


戻ってきたら、ちょうど飯田行きの特急「伊那路1号」が発車したところでした。


いつも通り過ぎるだけだなぁ…などと、駅前のお土産屋さんを見ながら思います。
いちど舟下りに乗ろうよ、と話したのは誰とだったか。

まもなく、12時33分発茅野行きが入線してきます。


そうそう。
お昼ご飯は、豊橋駅で買った駅弁でした。



美味しかったですよ。

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