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Channel: 鉄道模型・色差し三昧
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床板の塗装 鉄コレ 京王帝都5070系(その16)

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ご無沙汰していました。

ちょっと間が空いているうちに、夏至が過ぎていきました。
夏本番はもちろん、これからなのですが、
なんとなく、大きな節目を越えたような気がします。
だんだん日が短くなるからでしょう。

ちょっと早めに仕事を切り上げたときに、外に出るとまだ明るいというのは、
ずいぶん得した気がするものです。
早く、来年の夏至が来ないかな。

さて。
床板と台車には、グレーを吹いておきます。
樹脂の質感を、いくらかでも抑えることが目的です。

ところで。
製品の床下機器は、ほかの製品との共用パーツを付けていますから、
いささか印象が、実車とは異なります。
とくに、デハ5070形の主抵抗器や制御器が、気になるのです。

製品の海側です。

デハ5070形の床下機器は、カルダン車のグループだとあまり違和感はないのですが。

山側です。

主抵抗器の形は、富士急などへの譲渡車を思わせます。
クハの床下機器も嘘八百ですが、ワタシとしては前後を入れ替えれば妥協できそうです。

分解。
気になる機器を、GMの旧型国電用パーツからそれらしく。
そして、「ねずみ色1号」を吹き付け。

動力車のばあい、モーターカバーに接着すると、ある程度の強度が得られそうです。

車輪は筆塗りで。

勢いで、片づけましょう。

ウェイトは、段ボールに仮止めしてから筆塗り。

これを塗るだけでも、組んだときの模型としての落ち着きが違ってきます。

動力ユニットを、再度組み立て。

試運転も、上等。

ほぼ竣工が見えてきました。


パーツを入れ替えた主抵抗器です。

ホントはもう少し違う形なのですが、手元にあるパーツを流用しました。
それでも、吊り掛け車らしくなってきました。

制御器も、旧型国電用に。

これまただいたいの流用品ですが、外形が小さくなっただけでも効果があると思います。

さて。

2700系は、もっと似つかぬモノをぶら下げているんだよな…。

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デハ2700形の海側床下機器を作る 鉄コレ 京王帝都2700系(その16)

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24日に東京多摩東部で降った雹ですが、
ワタシの弟夫婦の住む町でも積もったらしいです。
小学校へはお出迎え。
家の屋根には、傷の被害。

大変だったろうなぁ…とは思うのです。
が。
積もる雹は見たことがない。
翌日まで溶け残る雹も、見たことがない。
ちょっと見てみたかった…というと、怒られるでしょうか?

学生時代を過ごした伊那谷では、年に1〜2回は降雹がありました。
でも、ニュース番組で見るような大きくて大量の雹は、ありません。
そんな極端な雹が、例年なら降らない関東南部で見られたことには、驚きました。
気象現象って、不思議ですねぇ。

さて。

デハ2700形に、こんな形のコンプレッサーは載っていません。
国電か、西武電車でしょう。
ちょっとばかり、違いが目に余るかな。

ストックの床下機器パーツを取り出しました。

GMの阪急2800系用らしいです。
ホントはでたらめなのですが、第一印象だけでこれを流用。

ベースを削ります。

平らに削るまで、根気が要りますね。

接着します。

こころもち、大きいけど。

製品の既存床下機器は、切り刻みました。

かなり、正しくないのですが。

そもそもこの電車のブレーキシリンダーとエアータンクは、どこにあることやら。

ただし、この一帯にブレーキ関係の機器が集まっていることは、間違いありません。

2輌分しか、手持ちがありませんでした。

いつ、買い出しに行けるかな?

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「赤富士」のインテリア 鉄コレ 富士登山電車(その4)

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サッカーW杯ブラジル大会も、リーグ戦がそろそろ終わりますね。
負けた日本のチームは、もう帰国の途に就いたというニュースを聞きましたが、
最後まで現地で観戦してくればいいのに、とワタシは思いました。
だって、めったに接することのできないゲームの連続でしょ?
得るものは、大きいと思うんだけどなぁ。

チケットが手に入らないのかもしれませんね。

さて。
富士登山電車のモハ1205号、愛称「赤富士」のインテリアを塗ります。

ソファー席。

「赤2号」です。

対面シート。


クレオス「チョコレート色」。
きちんと把握していませんが、廃番かもしれません。

優先席。

「緑2号」。
湘南電車の色ですね。

展望シート。

「朱色4号」。
ディーゼルカーの色です。

展望チェア。

左から順に「ぶどう色2号」「青15号」「青緑1号」。

そうです。
手元にあった国鉄のカラーを、だいたいこんなものだろうと塗ったのです。
実車の座席は、パッチワーク柄の表地です。
塗料で表現できるはずは、ありません。

「青富士」と違って、仕切り板なども濃いブラウン系でした。

クレオス「レッドブラウン」を使いましたが、もう少し明るい色でもよかったかもしれません。

とりあえず、塗りました。


車体に組み込みましたら、案の定、目立ちません。


そもそも、成形ガラスは厚いし、ね。

窓断面のタッチアップ KATO113系総武快速(その4)

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早いもので、もう7月になりました。
1年のちょうど半分を過ぎたことになります。

その折り返し点ともいえる6月30日が誕生日の友人がいます。
高校時代の同級ですから、46歳になりました。
しばらくぶりでメールを送ったら、最近、細かい文字が読みづらくなったと言います。
いわく「ある日急に、がたんと見えなくなった」と。

仕事でも趣味でも、細かい部分にこだわるような仕上げをしていますから、
手元が見えなくなたら…。
戦慄すべき話しです。

いま、もっとも恐れていることのひとつかもしれません。

さて。
113系の車体を分解してあります。

窓縁といいますか車体断面に、青色が残っています。
メーカーの工程の都合でしょうが、塗り残しみたいで気になります。

だから、塗ります。

まぁ、手間です。

ひと晩に、1〜2輌という進行スピード。

毎晩できるわけでもないですから、ぼちぼち進めます。

車両配置表という道楽

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短くも長い1週間のうちに、7月に入りました。
腹立たしいことがあり、
自分の勉強不足もあり、
なんか、頭の中がぐちゃぐちゃのまま週末になりました。
すっきりできればいいなぁ。

模型の話ではなく。

自分が集めたり、下諏訪君に探してもらったり。

国鉄の車輌について、何番がどこに配置されているかを羅列した本です。
基本的には、毎年出ていますね。
JRになってからも、続いています。
かなりのモノが揃いました。

このあたりは、最近入手。

赤いほうは1965(昭和40)年、焦げ茶色のほうは1962(昭和37)年。
判型が違うので、本棚に納めにくいのが難点。

その1962年版の一部分。
ディーゼルカーのページですが、なんとなく、探しにくい。
いちおう、形式別の分かち書きなのですが。

このころは「動力車配置表」なので、機関車に牽かれる客車は載っていません。
情報として必要なかったのかな?


さらに遡って、いま手元にある一番古いものは1957(昭和32)年版。
またまた版型が違います。
だいぶ、薄くなりました。
蒸気機関車のページから。

「重」の記号が付されているのは、重油併燃装置つきを示すそうです。
蒸気機関車がまだまだ主力で、
なかでも特殊な装備をした車両は、区別することが必要だったのですね。

ディーゼルカーでも、変速機と暖房機の種別を示す記号が。

互換性がなかったのか?
それとも、ランクが違う装備だったのか?
事情が分かりません。

で、なにをしているかと云うと、エクセルを使って遊んでいます。

飯田線の旧型国電の履歴とかね。

モハ72系1000輌余りの配置の変遷とかね。


房総を走ったディーゼルカーが散った先はどこかとかね。


少しづつ、収拾がつかなくなりつつあります。
上手くまとめて発表したいのだけども、五里霧中。

サーフェイサーを吹く GMスカ色旧型国電(その14)

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いつの間にか、ウィンブルドンの大会が決勝を迎えていました。
今年は、サッカーのW杯と日程が重なったためか、新聞やテレビでの扱いが少なかったですね。
毎年、開かれるからでしょうか?

いっぽう、高校野球の地区予選が各地で始まったようで、
ワタシの出た高校も、日曜日に初戦を勝ったそうです。
さて、今年はどうなるか?

で。

車歴表を作りだすと、止まらなくなります。
ただ単純に、穴を埋めたいだけなのかもしれませんが。

これは、青梅線用の17m級国電の一部。
1960(昭和35)年ごろに、山手線から転入してきた車輌も少なくないようです。
いまから50年余り前の山手線は、20m級4ドア、3ドア、17m級3ドアが入り混じっていたそうです。
整列乗車なんて、できないよな。

模型も、少々。

クハ47011もどきに、サーフェイサーを吹きました。
仕上がりが心配だったのですが、なんとなく落ち着きそうです。

後ろの妻板に仕上げが荒いところがありますので、塗装は後日。

ほかの車輌にも、吹いておきました。

車体幅が違う前面を取り付けたモノですが、何とかなじんだ様子。

こちらは、ほとんど素組み。

改造していないので、下塗りはいらないかもしれません。
でも、なんとなく上手くなった気がするのですよ。
錯覚か。

サハ45を足す GMスカ色旧型国電(その15)

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日々を何かと追いかけられているうちに、台風が蒸し暑い夏を連れてきました。
まだ、体が慣れていませんね。
もう数日すると、少し楽になった気がするのではないかと思います。

さて。
先だって、中古屋さんで見つけた未着手のキット。

2輌組みです。
サハ48形はストックしておき、サハ45形を組みます。

身延線へ転出したあとの時代設定にするため、窓を埋める必要があります。

トイレを設置したからですね。

窓をくり抜き。


埋めます。

リベット表現があるしますから、できるならば仕上げの手間を少なくしたい。
だから、かっちりと寸法を出せば…。
でも、右下が開いているようです。

反対側の側面も。

さっきよりは、隙間が小さくなったようです。

箱組み。

このあと、サーフェイサーを吹きました。

で、埋めた窓の跡は?

ウィンドヘッダーの影を見ればわかりますが、埋め板がやや奥まってしまったようです。
うーむ。

こちらは、まだまし。

塗って、ガラスを入れてしまえばこっちのモノ、を思うことにします。

これで…。

クハ55+クモハ43-800+サハ45+クモハ60-800という4輌編成と、

クハ47-100+クモハユニ44-800という2輌編成が組めます。

身延線の旧型国電、見た記憶はないのですけどね。







京王帝都5000系が発売される、というので晩年の編成をまとめておく

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この数日、雨の降らない蒸し暑い日が続いています。
梅雨がまだ明けていないことを忘れそうな…。
まだ、前線が遠ざかっていないのでしょうね。

この暑いさなか、会社の窓から見える電柱で、スズメが巣作りを始めていました。
去年も、同じところでヒナを育てたつがいがあったと思います。
変圧器の裏側の狭いところです。
カラスなどから、安全なのでしょうね。

さて。
鉄道コレクションのシリーズとして、京王帝都5000系が発売されることになったそうです。
プレスリリースはこちら

4輌編成のセットで、幅の狭い5701〜5706編成をプロトタイプとしたそうです。
新宿方から
クハ5700-デハ5000-デハ5050-クハ5750
となります。

プレスリリースの写真を見る限りでは、帯のヒゲ無し、側面方向幕設置後のようです。
おおむね1967〜68(昭和42〜43)年以降のスタイルでしょう。

台車は3種類起こすそうです。
このうちKH-39形はデハ用で5701〜5706編成に共通です。
残りのTS-320形とNA-312形はクハ用ですが、
5701、5702編成は両端のクハでこの2種を混用しています。
5703〜5706編成にする場合は、2セット買って台車をやりくりする必要があるかもしれません。

先だって発売された5070系は、帯のヒゲ付き、側面方向幕設置後です。
こんど発売される5000系に比べて半年から1年くらい遡るのかな。

帯のヒゲを消している過渡期と考えれば、そのまま連結しても楽しめそうです。

このタイプの5000系は、
非冷房ということもあって、各駅停車を中心に運用された時代が長く続きました。
編成も、ほぼ固定編成で
デハ5101-クハ5851+クハ5701-デハ5001-デハ5051-クハ5751
デハ5102-クハ5852+クハ5702-デハ5002-デハ5052-クハ5752
デハ5103-クハ5853+クハ5703-デハ5003-デハ5053-クハ5753
デハ5104-クハ5854+クハ5704-デハ5004-デハ5054-クハ5754
デハ5105-クハ5855+クハ5705-デハ5005-デハ5055-クハ5755
デハ5106-クハ5856+クハ5706-デハ5006-デハ5056-クハ5756
でしたね。
末尾の番号が揃った状態で、ほぼ固定されていました。

多摩センターで発車待ちのクハ5754の車内です。
1987(昭和62)年1月。

晩年は、吊り掛け駆動の5100系が先に廃車されましたので、編成に変化が出ます。

1987〜88(昭和62〜63)年ごろには、6輌固定編成が現れました。
クハ5701-デハ5001-デハ5051-デハ5002-デハ5052-クハ5752
このうち、デハ5051はパンタグラフを下げた状態で運用されています。

1988(昭和63)年4月には、8輌編成が出たり、末尾番号が揃わなくなりました。
クハ5703-デハ5003-デハ5053-クハ5753+クハ5706-デハ5006-デハ5056-クハ5756
デハ5108-クハ5858+クハ5704-デハ5004-デハ5054-クハ5754
デハ5109-クハ5959+クハ5705-デハ5005-デハ5055-クハ5755
下の2編成は、広幅車との混成です。

1988(昭和63)年11月には、本線の各駅停車に8輌編成を運用することができるようになりましたから、
番号の揃った編成を組めるようになりました。
結果的に、この編成が最晩年の編成となります。
クハ5701-デハ5001-デハ5051-クハ5751+クハ5702-デハ5002-デハ5052-クハ5752
クハ5703-デハ5003-デハ5053-クハ5753+クハ5704-デハ5004-デハ5054-クハ5754
クハ5705-デハ5005-デハ5055-クハ5755+クハ5706-デハ5006-デハ5056-クハ5756
列車無線の更新で、運転台屋上に無線アンテナが立つようになりましたが、
中間に封じ込められたクハには、最後まで設置されませんでした。


白く、つぶれてます。
下手くそだなぁ。
1990(平成2)年1月6日、動物園線を走るクハ5705以下の編成です。


1991年9月のクハ5755とクハ5706。
狭幅5000系を撮った最後のカットとなりました。


床板 GMスカ色旧型国電(その16)

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各地で高校野球の地区予選が行われています。
トーナメントですから、ひとつづつ負け去るチームが出てくるわけで、
最終的には1チームだけが勝ち残ることになるのですから、
考えてみれば、すごいことですね。
高校野球の人気は、負けるチームがあるからかもしれない。

さて。
ワタシの次男は中学の3年で、野球部に属しています。
中学校でも、市の大会があって、県大会があって…なのですね。
構図は、よく似ている。
で、このチームは19日の初戦で負けました。
3年生ですから、負けたところで部活を引退、ということになります。
その次男、1年生の秋くらいから体調が悪くてねぇ…。
朝練に行けず、午後もぼちぼち、対外試合も控えが多いまま、
3年生の夏の大会がおわてしまいました。
不完全燃焼だろうなぁ。
親としても、なんだか力が抜けたままです。

で。
連休に、ちょこっとだけ、床板を組みます。
旧いグリーンマックス製キットですから、
床下機器は他の形式との共通パーツであることが多いですね。
どうにも、似ていなかったりする。
どうするかなぁ、などと云いながら、なるべく楽に割り切ります。
資料が探し尽くせないのだもの。

モハ用は、そのまま使うことにしました。


クハ用は、大きめの箱を減らして、らしくなるように。


じつは、パーツの抜き勾配を削るだけで、ひと作業です。

屋根を塗る GMスカ色旧型国電(その17)

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21日は、「海の日」でした。
すっかり、何の祝日かを忘れていまして。
それでも「連休だ〜」と儲けた気分でいたのですから、呆れたもの。
小学生時代には無かったからね…といいわけを。

“摺り込み”が無いのですよ、きっと。

で。
その「海の日」の午後。

前日とは違ってお天気が安定していました。
じりじりと焼かれながら、バルコニーで屋根板の塗装。

GMカラー#35「ダークグレー」ですから、工夫はありません。

いちど試してみたかった屋根板の塗り分けをしてみました。

低屋根改造された部分の表現を、GM#9「ねずみ色1号」でやってみました。
このあとが、楽しみです。

このあと、車体の塗装を…とも思うのですが、
貫通幌が無い車輌にするなら、取り付け穴を埋めないと…などと迷い始め。
当初の目論見では、実車にこだわらず手間を少なく、だったのですが、
ここにきて、身延線らしさを表現するとならば
「関東型」を表現することは不可欠な気がしてきたのです。

よって、しばし保留。

お預かりしているクハ47011モドキのみ、進めます。

GM#7「青15号」が赤黒いのは有名な話ですので、
#16「青20号」と等量混合。

KATO製品と並べると、まだ色が沈んでいるかもしれませんが、若干改善かな。

乾燥させます。

京王帝都5000系狭幅車の編成記録

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模型では、冷房無しの時代の車輌をいろいろと作っているくせに、
日々の通勤で冷房無しだなんて、考えられません。
車輌によって効きが違うこともあるので、どれがいいだのと気にしたり。
送風の良しあしで、心地よさが違ってくるような気もします。

で。
冷房付きの電車の到着を今か今かと待つ帰宅時のホーム。
列の後ろのほうで、女の子の話声が聞こえてきました。
「浴衣、着てみるの?」
「DVD見ながらやってみる!」
「がんばってね」
だって。
おぉ。
そんなDVDがあるのですね。

さて。
週末発売と聞く、鉄道コレクションの事業者限定製品に合わせて、
実車の記録を、掘り起こすことができました。
狭幅5000系、5701〜5706編成の記録です。



読みにくいとは思うのですが。

鉄道コレクション 京王帝都5000系4輌セットを舐め回すが如く

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激しい暑さの午後。
西の遠くの空で、雷の音が聞こえます。
雲も、少しづつ暑くなってきました。
風が、ときおり強く吹きぬけます。
烏が鳴きます。
仲間に合図を送っているのでしょうか?
雷の音が、近づいてきます。

…でも、降らず終い。
いくらかでも涼しくなることを期待したのですが。

さて。
暑い盛りの26日土曜日、下諏訪君が手に入れてきてくれました。
50分、並んだそうです。

ついに出ました、4輌編成のセット。

箱絵がCGぽくなりました。

5070系セットのように、往年の写真をあしらっていただいたほう好きです。
いろいろと想像をめぐらせて、遊べると思うのですよ。
たとえそれが、不鮮明であるとしても。

箱は、薄くなりました。

展示用のレールを付属させることを止めたからです。

開けますと、4輌編成が出迎えてくれます。

こういうパッケージ、楽しいですよね。
捨てられません。

箱の扉に、実車の写真がありました。

6輌編成時代にはめったに先頭に立たなかった5701号車です。
最晩年の8輌編成でしょうか。
側面に旧社紋があり、屋上に列車無線アンテナがありません。
1989(平成元)年ころの撮影かと思います。
この編成で、最後の1年間は橋本へも乗り入れました。

この製品の売りは、3種類を作り分けた台車です。
すべて新規設計のパーツです。
値段が高くなるワケだ。

5701にはTS-320形で、実物は東急車輌製。


5751にはNA-312形で、こちらは日本車輌製。


5001と5051には、日立製作所製のKH-39形。

一見、間違い探しみたいです。
でも、5000系が履いていた台車の種類はかなり多く、
その編成だけという限られた組み合わせもありましたから、
それが再現されたことは、嬉しいですね。
欲を言えば分売があればなぁ。
GMキットにも流用しますから。

先年発売された5070系と並べます。

狭幅車の6輌編成が、手元に揃いましたよ。

で、ちょっと色が気になった。

時代設定の差に由来する違いが、目に入ります。
すなわち、帯のヒゲと屋根の色。

車体のアイボリー色も差があるように見えますが、こちらは模型としての製造ロットの差か。

仮に、5070系の屋根に5000系と同じモノを載せてみました。

右の5000系のほうが、やや発色が悪いかな…。

思い出しまして、GMキットの旧製品と並べます。
こちらは、アイボリーがちょっと違うよなぁ…という塗装済みキットでした。

このように並べると、右側の鉄コレ5000系のアイボリーは、ましですね。

とりあえず気にしないことにしました。

5070系の屋根色だけ、揃えることにします。

帯のほうは、後日検討。

5000系のほうも、床板を塗っておきました。


インテリアも、座席部分をマスキングして塗装しました。


つづく。

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クハ47011の竣工 GMスカ色旧型国電(その18)

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1週間、仕事が忙しい日々が続きました。
ここまで、自宅で模型に触る時間が無かったことも珍しいかな。
べつだん、会社がうはうはではないところが、悲しいですが。

2日の土曜日は、各地で花火大会があったようです。
ワタシの家からも、見えました。
そのほかに、見えないけれども音だけは聞こえる大会も。
テレビでも、花火大会の中継を。
あちこちの方角から、爆裂音が十重二十重に響いてきたのでした。

お預かりのクハ47011タイプ竣工です。

承前。


クリーム色を吹きました。

GMの旧型国電のキットは彫りが深いので、小さく貼り合わせながらマスキング。
時間がかかります。

このくらいの漏れで済みました。
ワタシの腕なら、上等。

タッチアップを進めます。

インレタで車番を貼って、クリヤーを吹いて。

このあたりの工程は、ちまちま進めていましたが、ブログを書く時間までは確保できず。

乗務員室の仕切り板は、作りました。
もっと、窓が多いかもしれない。

完成品でも、淡緑色に塗られた仕切り板を表現したものが増えましたね。

運行番号は、簡略的に。


こんな感じになります。


かくして。


屋根の低い、切妻国電の誕生です。


側面の窓配置は47100代のままなので、実車と異なるのですが。


ようやく、お引き渡し。

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たくさんの足

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毎日の通勤電車の車窓から、富士山が見えるところがあります。
よく見えるのは、やはり、冬。
夏場は、見えないことのほうが多いですね。
火曜日の朝、久しぶりに遠くまで空気が澄み渡り…。
あれ?
富士山、どこだろ?

すっかり雪が溶けていたので、すぐに気がつかなかっただけでした。
8月ですものね。

さて。
友人の手伝いで、急ぎ働き。
エンドウ製の西武新2000系。
車体は組みあがっていますので、屋上配管を取り付けるだけです。

が。

取り付け足は多いし、配管はいたるところで這いまわっているし。

やれやれ。

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ウェザリングを施す KATO#10-1172・1173飯田線の色差し(その7)

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長男が、1週間の部活合宿を終えて、帰ってきました。
行先は、紀伊半島の南、那智勝浦のあたり。

日程の前半は、雨続きだったそうです。
高知県で記録的な豪雨をもたらした台風の余波でした。
後半はお天気に恵まれて、日焼けしたようです。

空き家となっている顧問の先生のご実家を拠点にした合宿です。
費用が安いところは、親として助かりますね。
仲間どうしでの自炊生活は、楽しいと思います。

今年は、ほかに2校との合同合宿だったそうですが、1週間の日程は息子の学校だけ。
2校は4泊5日で、とうとう晴れ間に会えずに帰る破目に陥ったそうです。
なんでも、県立高校では合宿5日以内という規定があるのだとか。

往復の交通は、13時間以上かかる各駅停車の旅路。
18切符で、これまた、安い。
1年生女子が2人参加したそうですが、果たして、どんな思い出だったのでしょう?
ちょっと、聞いてみたいです。

さてと。
KATO製飯田線旧型国電に、ウェザリングを施してみました。

承前。
左が製品状態、右は下諏訪君納。


全体に、質感を抑えることを目的にしました。


同じく、左が製品状態、右が下諏訪君納。


実車は、もっと屋根が錆色に見えます。

これ以上に施すかどうかは、思案中。

ウェザリング道具は、これ。

ハードパステルを、1000番の耐水ペーパーで細かくしただけです。
これを、筆で摺り込むのみ。
定着処理をしていないので、当然ながら触ると、落ちます。
指先で落としながら、さらに摺り混む。
なんどか繰り返すと、隅のほうの落ちにくい部分だけ残ります。
そのように、メリハリをつけていきました。

製品状態と…。

フィニッシュ。


同じようにクハ47形の製品状態と…。

フィニッシュ。


中学生時代、あこがれながらもとうとう乗りに行くことができず、
修学旅行の新幹線の車窓から、遠く廃車待ち留置中の姿を見るだけで終わってしまった戦前型。
自分のイメージとしては、そこそこ、表現できたような気もします。


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多摩動物公園駅のきっぷエトセトラ

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「ようやく休みだなぁ…」
そんなことを思いながら会社を出ると、ツクツクホウシが鳴いていました。
今年、初めて聞くな。
水曜日から夏休みですが、秋の足音はすぐそこに。

下諏訪君が探してきました。
いわく「きっぷはもともと専門だからさ」

多摩動物公園駅が開業したときの記念乗車券です。

今年の4月に発行された50周年記念乗車券で、デザインが復刻されたアレですね。

おもしろいことに、復刻版のほうが、色あせて見えます。

50年前のきっぷとは思えないくらいにコンディションは上々です。

“しおり”のようになっているのですが、リボンが艶やかでした。

発行は、開業初日。


裏面には、新宿の京王百貨店開店予定という広告。

おぉ、なんとなく、時の流れを感じます。

ついでですから、多摩動物公園駅にかかわるきっぷを、年を追って。

1974(昭和49)年の開業10周年。

3枚組のほかに“しおり”のようなものが1枚あります。

ライオンバスも、京王帝都の運行。

1978(昭和53)年には、動物園の開園20周年記念乗車券が発行されました。



1979(昭和54)年の開業15周年。
画像は再掲です。

動物園の動物が、絵柄から消えました。

前年の開園20周年記念と対照的ですね。


1982(昭和57)年の硬券。

行楽シーズンには、臨時の出札窓口がありました。

1984(昭和59)年の開業20周年。
画像再掲です。

袋絵が、まんが的になりました。

この年の秋にコアラが来園しますが、記念乗車券は出なかったと思います。

1988(昭和63)年の開園30周年。

ホログラムシートが、あの時代っぽいです。


同年の記念硬券。

京王線の開業70周年記念として、全駅で発売されたもののひとつです。

1990(平成2)年の硬券。

たぶん、最後の発行だと思います。
自動改札機の導入によって、硬券は廃止されました。
地紋が、現在のKEIOロゴに変わっています。

1995(平成7)年の記念硬券。

7並びで発行されました。
台紙付き。

さいごに、2014(平成26)年の開業50周年記念。




あれ?
開園60周年記念があったはず。
どこかにしまってあります。

で。
最後に宣伝。
多摩動物公園は、夏休み中の土日に夜間開園をしています。
ことしは、ビアガーデンのようなモノもやるといううわさ。
ごあんないはこちらから

夏休みは短かったか?

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ご無沙汰しています。
みなさまのお盆休みは、いかがだったでしょうか?

ワタクシは、だらだらしていたら過ぎてしまいました。
クーラーの利いた居間で甲子園の中継を見ていると、ついつい時間が過ぎてしまいます。
どこを応援しているというわけでもないのですが。

それでも、お義父さんの墓参りと、かみさんの実家には行ってきました。
高校時代の友人と飲みにも行ったし。
ただ、じぶんのおやじとオフクロの顔は見に行きませんでして、
せめてと思い電話だけはしたのですが、
親不幸だったかなぁ、と今ごろになって反省。

夏休みが、まだ半ばの木曜日。
夏休みなら、時間がふんだんにかけられます。
京王帝都2700系の前面に、手すり取り付け用の穴を開けます。
φ0.3mmのドリルは折れやすいから、慎重に。

4輌分を開け終わってから、気がつきました。
なんとなく、中心間が離れている。
もう少し内側に寄せないと、2700系らしくない。

開けた穴を埋め戻すお粗末。
乾燥待ち、仕上げ、また待ち。
その間に日は沈み、夏休みの間に本塗装ができなくなることが確定します。
えぇ。
がっかりです。

自棄な気分で、板キット。


もうひとつの、自棄ばち工作。

これを分解しまして。

こんな感じで、まとめておきます。


失くさないように。


で、塗る。


塗っている間に、夏休みの最後の夕日が沈んでゆきます。

まぁ、時間は待ってはくれないけれども、
できるだけのことは進めたのだ…と思いたい。


2700系の前面は、ここまで復旧。

あとは、慎重にケガキをする時間を作るだけです。

さて、仕事が始まります。
身体を大切にしましょうね。

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ばらした床板を組み戻す

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広島での大規模な土砂災害は、山裾にまで住宅地が広がっている郊外でおきました。
私が育った町も同じようなところですから、他人事ではありません。
いままで40年余り、たまたま起こらなかっただけなのだな、と改めて思いました。

この広島だけではなく、福知山や南木曽、あるいは去年の伊豆大島…。
自然災害はどこでも起こりうることです。

今、ワタシが住んでいる市でも、ハザードマップを配布しています。
8年ほど前の版では、浸水想定区域と急傾斜地が載っていました。
去年配布された版では、浸水想定のほかに津波の想定も載りましたが、
代わりに土砂災害についての想定が載っていません。
次に配布されるときには、複合版になるのでしょうか?

さてと。
お盆休みに、塗装のためにばらばらにした床板を、組み戻しました。


再掲ですが、こんな状況でしたからね。



ようやく、ひと心地つきました。


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屋上配管の色差し KATO飯田線の旧型国電(その20くらい)

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ワタシの勤める会社のカレンダーでは、お盆明けの週は必ず土曜日まで出社です。
いまだに完全週休二日制になっていない零細製造業ですから、土曜出社はときどきあるのですが、
でも、暑い盛りですから楽ではありません。
空はすっかり秋色なのですがね。

夜になっても、涼しくなりません。
夜中にゆっくり色差ししようと思うと、
換気にために窓を開けますから、蒸し暑い中汗だくで、となりがちです。

ドアから、かみさんが顔を出しました。
「楽しい?」
1週間の仕事でくたびれ…、暑さに苦しみ…、という状況下です。
半ばやけくそ。
明るい声で
「うん、楽しいよっ」
ひと呼吸おいたあと、いつになく優しい声のかみさんが、ぼそっと
「そう、よかったね」

クーラーの利いた部屋で、一緒にビールなどを飲んでいればよかったのでしょうね。
汗かかないし。
ばちがあたりそうな気がします。

暑い中の色差しです。


屋上の配管などを塗り分けておきました。
「ねずみ色1号」を主に用い、黒や白でアクセントを入れます。

元通りに組み立てるときが、楽しみです。

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各部分の色差し KATO飯田線の旧型国電(その21)

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日曜日の午後、またも、のんでんくらりと高校野球の中継を見ていました。
休養日だから、などと思いながら。

自分の息子が高校生前後の歳になって初めて、高校野球が身近な気がしてきました。
どこが勝ったか、結果はあまり気にしていません。
むしろ、「おぉ、がんばっているな」

バッターボックスに立った選手が、いちいち監督の方向を見るのが、嫌なのです。
だから、あまり、見なかった。
自分の頭で考えればいいじゃん、と。
それが許せるようになったのかもしれません。
なぜだろう?

月曜日の決勝戦の時間は、仕事をしています。
だから、今年の中継も、
これでおしまい。

さて。
飯田線の旧型国電です。
いちど、同じような車輌を手掛けていますから、あまり考えることはありません。
手を、動かす。





だいたい、仕上がりました。

ベンチレーターと、床下機器、台車の艶を消すことが、いちばんの目標でした。

見上げてみたり。

幌枠を塗り分けるのも、楽しいですね。

デフロスターだけは、今回挫折。
暑いんだもの。
気力が。

運行番表示窓は、艶のあるライトグレーです。

田んぼの中を、走らせたい。

荷物室窓の保護棒、もちろん、塗ります。

細かいバラエティーが、旧型国電の面白さですね。

見ていて、愉しいです。

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