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Channel: 鉄道模型・色差し三昧
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例年のおでかけ 郵政博物館の企画展

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引き続き。
スカイツリータウン・ソラマチ9階にある郵政博物館の企画展に行ってきた話しの続きです。


作者不詳だそうですが、列車内でこんな仕事をしていた時代のことですね。


郵便物を運ぶルートは、それはそれで決まっています。
郵便線路というのだそうで。
これは、昭和25年の関東甲信越地方の路線図。
一見、鉄道の路線図のようですが、駅名ではなく郵便局名です。


郵便車を所有し管理するのは、鉄道ではなく郵政の仕事。
そんなわけで、車輌の図面も保存されています。


東京・八王子間の甲武鉄道か。


薄くて読みづらいですけど。


模型化するつもりもないけど。


古い郵便車の模型も展示されています。
細部の構造からみて、明治時代のものを模型化したのだと思います。


形式名称は「ホユフ」ではないかとも思いますが、詳しくはありません。


乗務しているひとがひとりのはずは、ないですね。


ちゃんと区分棚も作り込まれていました。


こちらは、実際に使われていた区分棚のひとつ。
応急的に普通の旅客車を郵便室として代用するときに用いられたものだそうです。


持ち運べるようになっています。


棚板はステンレス製、仕切はカンバス製でした。
網棚から吊って使ったそうで、丈夫かつ簡便なものでした。
棚板に穴が開いていて、あとで取り出しやすくなっている工夫も、見所です。

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